住宅性能表示制度は、国から指定を受けた
第三者機関が住宅を調査し評価する制度です。
任意の制度ですので、建売り住宅や
マンションの場合は建宅業者が、
注文住宅の場合は建築主が10数万円程度の
費用を支払い、設計図書の評価や
現場検査を受けます。
完成済のマンションや建売りは
評価を受けているか確認しましょう。
評価住宅にトラブルが発生したら・・・
住宅性能表示を受けた住宅は買主と売主との間に
トラブルが発生した場合、1万円の手数料で問題を
処理してくれるシステムがあります。
工事に関するトラブルのほか、
契約内容のトラブルも相談できます。
Q&A「住宅性能評価を受けたら、耐震に対する評価等級が低い結果になってしまいました」
ある一定の項目の評価等数が低いからといって
その住宅全体の評価が低いということではありません。
例えば、通風や採光のために窓を大きくすると
耐震に対する等級は低くなります。
それぞれの評価項目には、相反する評価が
生まれることがあります。
住宅性能評価制度は、すべての項目で
最高等級を得る必要はありません。
その家に何を求めるかによって
性能評価の受け止め方は違ってきます。